3月は、パンダツリー!🐼
3月11日は「パンダ発見の日」ということで、3月は「パンダツリー」の完成です。
いろんな色のパンダをかざりましたよ!
3月11日(金)から配布します。
皆さんは、何色のパンダがいいですか?
【パンダミニミニ知識!!】
【3月11日の「パンダ発見の日」に伝わる悲しい歴史とは!?】
1869年(明治2年)3月11日、中国・四川省の民家で、伝道中のフランス人神父アルマン・ダヴィドが、白と黒の奇妙な熊の毛皮を見せられました。これが、西洋でパンダが知られるきっかけに!
ダヴィドはジャイアントパンダのレプリカ標本をパリの自然歴史博物館に送り、その1年後の1870年に、研究を進めたミレー・エドワードが、「Ailuropoda melanoleuca」(アイルロポダ・メラノレウカ)という学名を付けました。
学名の「Ailuropoda」は古代ギリシア語で「猫」+「足」の合成語。「melanoleuca」は同じくギリシア語で「黒白の」といった意味合いです。
しかし、この日は同時に「パンダ発見の日」に伝わる悲しい歴史にもなりました。
ここからがジャイアントパンダの悲しい歴史です。
フランスで調査されたジャイアントパンダは、すぐさまヨーロッパで話題となりました。ジャイアントパンダをひと目見よう……、あわよくば捕まえよう……と考えた欧米の人々が、数多く中国を訪れました。
多くの捕獲者によって、珍しい動物・ジャイアントパンダは次々と乱獲されてしまいます。ご存じのとおり、ジャイアントパンダは繁殖が難しい生物です。繁殖する数より乱獲される数のほうが圧倒的に多くなり、ジャイアントパンダ発見の日から、わずか30年ほどで絶滅危機に陥ってしまうことに……。
世界の自然保護の活動を行う環境保全団体・WWFのロゴはジャイアントパンダですが、言葉の壁を越えて愛されるシンボルとしてジャイアントパンダが選ばれたのです。それほど世界中の人から認知される愛らしいジャイアントパンダですが、現在、世界中に棲息する数は、わずか1800頭あまりといわれています。
── 人間の手によってその生態系が崩されたジャイアントパンダ。今後は世界中でジャイアントパンダを保護していく使命を果たさなければいけませんね。
更新/2022年3月1日 7:00 AM┃カテゴリー:折り紙ツリー