特集本
小説「人間の証明」などで知られる作家の森村誠一さんが24日、肺炎のため都内の病院で亡くなりました。
90歳でした。
森村誠一さんは1933年に埼玉県で生まれ、大学卒業後、東京や大阪のホテルに勤務しながら執筆活動を始めました。
1969年にホテル勤めの経験を生かしたミステリー作品、「高層の死角」が江戸川乱歩賞を受賞して人気作家となり、1973年には原子力をめぐる研究者や企業による利権争いを題材にした「腐蝕の構造」で日本推理作家協会賞を受賞しました。
敗戦後の混乱に端を発した殺人事件を通じて人間の本性を描いた作品「人間の証明」や、自衛隊を題材にした意欲作、「野性の証明」は、映画にもなって大ヒットしました。
また、ノンフィクション作品「悪魔の飽食」では、細菌兵器の開発にあたった旧日本軍の「731部隊」について描きました。
森村誠一氏の作品の展示・貸出を行っております。
更新/2023年7月28日 3:02 PM┃カテゴリー:お知らせ、特集本
テレビドラマにもなった時代小説「御宿かわせみ」シリーズなどで知られる作家の平岩弓枝さんが今月9日、間質性肺炎のため東京都内の病院で亡くなりました。91歳でした。
平岩弓枝さんは東京出身で、大学を卒業後、作家の戸川幸夫さんや長谷川伸さんのもとで小説を学び、1959年に「鏨師」で直木賞を受賞して注目を集めました。
学生時代から親しんできた日本舞踊や能、狂言など伝統文化についての知識をもとにさまざまな作品を発表し、代表作の時代小説「御宿かわせみ」シリーズは、ベストセラーとなり、テレビドラマにもなりました。
こうした功績が評価され、1997年に紫綬褒章、2016年には文化勲章を受章されています。
平岩弓枝氏の作品の展示・貸出を行っております。
更新/2023年6月26日 4:38 PM┃カテゴリー:お知らせ、特集本
6月1日(木)〜10日(土)まで、【ことばの泉 ねじ文庫】(綾部市若松町24-5)にて「ねじ」の絵本やおもちゃを展示されていることに伴い、綾部市図書館でもねじの本を展示しております♪
リバイバル展示もされています♪
チラシ
図書館の展示で興味を持たれましたら、ぜひ足を運んでみてくださいね!
更新/2023年5月30日 6:38 PM┃カテゴリー:お知らせ、特集本
6月はプライド月間と言われ、世界各国で行われるLGBTQ+の権利を啓発する活動やイベントが実施される期間です!
『プライド(Pride)』とは、人の持っている「誇り」であり、堂々と自信を持っているという意味です。
綾部市でも、令和5年4月1日からパートナーシップ制度が始まりました!
まゆピーたちも、良きパートナーとして堂々としています。
知りたい!でも、よくわからない!
そんな方のために、図書館の本も一緒に展示しております♪
どの本も貸出可能ですので、ぜひご覧ください!
展示は5月31日(水)〜6月25日(日)までです。
更新/ 6:19 PM┃カテゴリー:お知らせ、特集本
「ムツゴロウ」の愛称で親しまれ、テレビの動物番組で人気を博した作家の畑正憲(はた・まさのり)さんが5日、心筋梗塞で亡くなられました。87歳でした。
71年に北海道浜中町の無人島・嶮暮帰(けんぼっき)島に家族で移り住み、翌年には「ムツゴロウ動物王国」を対岸に開きました。『ムツゴロウの青春記』など多くの著書をあらわし、77年には菊池寛賞を受賞されました。
畑正憲氏の作品を展示/貸出を行っています。
更新/2023年4月7日 3:57 PM┃カテゴリー:お知らせ、特集本
現代日本を代表する小説家で、日本人として2人目のノーベル文学賞を受賞した、大江健三郎さんが、3月3日、老衰のため亡くなりました。88歳でした。
大江さんは、東京大学在学中に発表した作品「奇妙な仕事」で注目を集めたあと、1958年には「飼育」で芥川賞を受賞しました。
そのあとも数々の文学賞を受賞し、新しい世代の作家として、戦後の日本文学界をリードしました。
1994年、川端康成氏に続いて、日本人として2人目となるノーベル文学賞を受賞しました。
大江健三郎氏の作品を展示/貸出を行っています。(3月24日まで)
作
更新/2023年3月14日 6:05 PM┃カテゴリー:特集本
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